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パルマハム2007年輸出データ プリ・スライスパックの輸出量が大幅にアップ

2008.2.13

パルマハム協会は、このほど2007年度のプリ・スライスパックの出荷量と非ヨーロッパ地域への輸出量を発表しました。2007年プリ・スライスパックの出荷は前年比24.6%の増加となり、合計で4,900万パック(5,200トン相当)でした。その内1,400万パックがイタリア市場、残りの3,500万パックが輸出市場に出荷されました。プリ・スライスパックは大変好調で、2000年の1,500万パックから4,900万パックへと3倍強に急成長しています。2007年だけでも1,000万パック増加し、国内市場で31%、輸出市場で22%の増加を示しました。輸出相手国の上位は、引き続きイギリスの1,200万パック(22%増)を筆頭に、フランス13%、ドイツ16%、ベルギー35%、アメリカ24%といずれも出荷量が大幅に増加しています。その他の市場は小規模ながらも、オーストリア81%増、デンマーク70%増、オランダ、ノルウェーがそれぞれ28%増となっています。

非ヨーロッパ輸出市場では、アメリカを中心にパルマハムの原木の売上が顕著な伸びを見せています。主要輸出相手国のアメリカ、カナダ、日本、オーストラリアでは、合計568,000本の売上を記録し、12%(60,000本分)の増加を示しました。この増加分の内訳は、プリ・スライス商品10,000本相当と、原木50,000本となっています。

この輸出増により、非ヨーロッパの輸出市場がますます重要な役割を占めるようになりました。10年前は17%(225,000本)のシェアでしたが、現在では全輸出量の27%を占める568,000本を記録しています。最重要輸出相手国であるアメリカへは400,000本強を輸出し、18%増(+64,500本)の著しい成果を上げています。この内19%はプリ・スライスパック商品であり、前年比13%増でした。アメリカ市場ではさらなる成長が見込まれ、従来の中心市場であるニューヨークやサンフランシスコ以外でもパルマハムの認知度が上がってきていると思われます。対オーストラリアは昨年2月に輸出が開始されたばかりですが、既に13,500本の売上を記録しています。

このような状況の下、日本市場は例外で、2007年度の輸出量は15.2%減少の88,442本となりました。しかしプリ・スライスパックに関しては前年比+11%の334,206パックを出荷。重量ベースでは+0.8%という数字を考慮すると、消費者向けの少量パックの輸出が増加したものと思われます。パルマハム協会は近年、プリ・スライスパックの保存温度を日本のスーパーマーケットの水準に適合するよう、7℃から10℃に変更するべく申請していましたが、この度イタリアの農林水産省より正式に認可が下りました。これにより、日本市場でプリ・スライスパックを流通する上での問題がひとつ解消されたことになります。昨年8月に日本国内で地域団体商標を取得した結果、パルマの認定工場以外でスライス加工された商品はもはや「パルマハム」として販売することは出来ません。日本のお客様に安心して正真正銘のパルマハムを召し上がっていただくためにも、王冠マークつきのプリ・スライスパックの輸出を拡大すべく、パルマハム協会もサポートを行っていく方針です。

*プリ・スライスパックとは、パルマハム生産地域内の認定工場にてスライス加工・包装されたパルマハムの正規加工品で、左上に黒い三角形と王冠マークのロゴ、及びPROSCIUTTO DI PARMAの名称が記されています。これらの正規品以外のスライス商品にロゴをつけたり、パルマハムと称して販売することは禁じられています。

添付資料: 1. 「日本向けパルマハム輸出量推移(1996年-2007年)」
      2. 「2007年日本向けパルマハム輸出量」
      3. 「プリ・スライスパック 2007年出荷実績」

 

 









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